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大丈夫、世界はまだまだ面白くなる

家族でサファリパークに行った話

昨日、会社をずる休みして家族でサファリパークに行った。

最近、娘と息子のかまってちゃんがすごくて、嫁さんの心労もすさまじく、心身ともにリフレッシュが必要と判断した次第である。

嫁さんはもともと動物が大好きで、動物園以上に直接ふれあえる系のほうが好きだし、娘も我が家の柴犬のおかげもあってか動物が好きになりつつあり、いい思い出にもなるかな、と思った。

案の定、娘はウサギとのふれあいコーナーにどハマりし、お土産ショップでウサギのぬいぐるみをおねだりしてくるほどであった(買ってあげた)

しかし、それ以上によかったのは嫁さんだった。

家を出発するときから上機嫌で、目的地に近づくにつれて飛び込んでくる田舎の風景を写真におさめ、着いてからも事あるごとに「すごく楽しい!連れてきてくれてありがとう!」と言われた。

僕は息子をおんぶしながら、嫁さんと娘が動物と戯れる様子を眺めていたが、確かに二人ともすごく楽しそうだった。

「どうしたの?あんまり楽しそうじゃないけど」と嫁さんに聞かれた。

「そんなことない、楽しいよ」と答えた、楽しいに決まってる。

心底うれしそうな嫁さんと娘を見ているだけで僕は幸せだった。

サファリパークという施設を楽しんではいなかったかもしれないが、僕にとっても間違いなく最高の時間だった。

コロナウイルスもあって、いつも以上に家で過ごす時間が増え、それに伴い家事育児を担ってくれている嫁さんの負担も重くなっている。

僕が満足に家事育児できていないのも原因だ、大いに反省している。

「いつもありがとう」なんて口にはしているものの、それだけで本人の負担が軽くなるわけもなく、必要なものは行動なのだ。

帰り道、娘はウサギのぬいぐるみを抱きしめながら熟睡、嫁さんは撮った写真を振り返りながら「本当に楽しかった、今日はありがとう」と口々に言う。

僕は感謝されるようなことは何もしていないし、むしろこちらこそ幸せな時間をありがとう、という気持ちだった。

幼い頃、家族で動物園や水族館に行っても、父親があまり満喫してなさそうな印象を受けていたが、もしかしたら僕と同じ世界を見ていたのかもしれない。

平日だったしコロナウイルスの影響もあってサファリパークは閑散としていて少し寂しかったが、おかげで心ゆくまで楽しむことができた。

地味な一日だったけど、大切なものを思い出させてくれる一日でした。

ありがとう、サファリパーク。

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