無知の恥
これは僕が掲げる人生スローガンの一つです。
「知らない」というのは恥ずべきことだ。
僕はそう考えています、これがかなり拡大解釈であることも理解した上で。
知識はまさに"なんぼあっても困らないもの"です。
あればあるだけいい、それだけ人生が豊かになります。
ここで勘違いされやすいのは、知識が豊富イコール偉いではないこと。
知識が豊富なのはすごいことですが、決して偉いことではありません。
話を戻しましょう。
実際、「知らない」ことは別に恥ずかしいことではないとわかっていますが、「知る」ことに対する姿勢を維持するためにあえて恥ずべきという意識を持っています。
しかし、この世は一歩外に出れば、いや外に出なくとも知らないことであふれています。
今こうして文字を打っているパソコン、組み立て方やパーツの値段など、知らないことだらけです。
漫画の1ページあたりの原稿料、音楽の打ち込みHowTo、ゲームのシステム設計など、知らないことばかりです。
一方、別に知らなくても困らない…………………………。
やめよう、なんかとりとめのない文章になってきたからやめよう。
言いたいこと、結論を書こう。
無知の恥。
知らないことは恥ずべきことである。
しかし、この世に全知の人間はいない、誰かしら何かしら知らない。
つまり、すべての人間が恥ずかしい状態でいます。
だからみんな、常に謙虚な姿勢で「知る」という行為に向き合えたらと思います。
知識自慢をするのもいいけど、それは他人に対してやることじゃありません。
だってあなたも知らないことがあって、その相手はそれを知ってるかもしれない。
知識はひけらかすのではなく共有するもの、自分を大きく見せるための道具ではありません。
無知の恥。
僕もあなたも知らないことがある、それは恥ずかしいことです。
でもすべてを知ることはできません、僕らは死ぬまで恥ずかしいのです。
じゃあ一生かけていろいろ知っていきましょう、有意義な恥をかきましょう。
何それ知らない!じゃあ知ってみよう!の精神、お互いの無知の恥を尊びましょう。