『FF7』をサンプリングしたビートテープが出たよ
ダチのリリースは気分がいいぜ。
ってことで今回は、5月1日にリリースされた、とある作品を紹介します。
『FF7』をサンプリングしたビートテープ
昔はプロアマ問わず、ゲームだったりアニメだったり、一昔前のサブカルチャーにもう一度命を吹き込む「遊び」が盛んだった。
最近この文化がなくなったわけではないが、昔みたいに大胆な使われ方は避けられており、ネタをモロに使ったビートが好物の僕はちょっぴり寂しかった。
さて、本題。
実家暮らしバビロン勤めシコツイ童貞ときどき音楽の友達、M'Boma(エムボマ)が全曲FF7のサウンドをサンプリングしたビートテープ、[DISC 4]をリリースした。
▶各種ストリーミングサービス
Apple MusicやSpotifyなどお馴染みのサブスクで聴ける一方、Bandcampにもアップされており、無料でダウンロードできる。
▶Bandcamp
感想
正直、ブログにするほどの内容ではないけど、単なるツイートで流れてしまうにはもったいないと思い、僭越ながらここに書き留める所存。
サンプリングの良さって原曲(元ネタ)の偉大さを再認識できることだと思う。
先人たちに感謝。
そして、原作の世界観を守りつつ、自分流にアレンジしてみせたM'Bomaにも拍手。
「あ、この人はFF7が好きなんだな」とリスナーに伝わる素直で丁寧な作品でした。
『FF7リメイク』で世界中が盛り上がってるタイミングでもあるので、ぜひ多くの人に届いてほしい。
また、原作はプレイステーションでディスク3枚組だった。(インターナショナル版にはおまけとしてディスク4があったけど)
その延長、おまけの位置づけとして、[DISC 4]というネーミングなんだろう。
そんな気の利かせ方がまた粋である。
あとこれ、8曲26分ってボリュームがビートテープ的には100点!
THE ちょうどいい。
「ちょうどいい」といえば、僕はこの2丁拳銃のネタが好きです。
余談
サンプリングは借り物の音楽だが、だからこそ味わい深い。
そのコンテンツ本来の面影を残しつつ、また新たな形で価値を創造する。
懐かしさの中にフレッシュが共存する、とてもクリエイティブな手法だ。
この調子でFF9をサンプリングしたビートテープも作ってくれ、頼む。