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大丈夫、世界はまだまだ面白くなる

PS5を買いました

あけましておめでとうございます。

昨年末、運試しのつもりで応募していたゲオの抽選で見事に当たってしまい、我が家の大蔵大臣に内緒でやっていたこともあって、芸能人の謝罪会見のごとく深々と頭を下げて買わせていただきました。

嫁さん曰く、顔を上げたときの僕は目こそ申し訳なさそうだったが、口元は笑いをこらえ切れてなかったそうです。

 

ということで、約一か月遅れでPS5を手に入れたましたが、ファーストインプレッションをここに書き留めておこうと思います。

すでにPS5を手にした人たちも同じようなことを言っているので真新しさはないかと思います。

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サイズ感

開口一番、でかい。

隣に置いてあったPS4Proと見比べてもはるかにでかい、体感的には一回りでかい。

とはいえ、我が家のテレビ台にはすっぽり収まったので、怪獣たちの襲撃に備えて横置きにしました。

PS5の荘厳な立ち姿が印象的だったので、横に寝転がったPS5の滑稽な姿が大好きです。

 

静粛性

いやはや、これがなかなかどうして、無音。

「静か」じゃないです、無音です。

唯一作動音がするのはディスクを挿入して読み込むときだけですね。

あとはもう何も聞こえない、息してる?と心配になるほど。

 

初期設定(ネットワーク)

特に書くことなし。

強いて言えば、ネットワーク(Wi-Fi)の設定に苦労しました。

自動検索でWi-Fiが表示されるものの、パスワードを打ち込んでも「ネットワークが弱いため接続できません」みたいなエラーが出て永遠につながりませんでした。

ひとまずオフラインで設定を進めて、ホームから改めてネットワーク設定を試みるも同じことの繰り返し。

仕方ないのでPS5を初期化して最初から設定やり直し。

というのを5回ほどやっていたら突然Wi-Fiがつながったので、それ以降は刺激せず今に至ります。

本当に我が家のWi-Fiが弱いのか、PS5の問題なのかは不明ですが、PS5はプレイ中にWi-Fiが切れるという不具合が確認されているので、もしかすると後者かもしれませんね

 

PS4との後方互換

これは素晴らしいですね、ありがたい。

個人的にPS4積みゲーもありますし、またPS5で遊んでみたいソフトもあります。

PSPlusに加入していれば、PSPlusコレクションなるもので過去の名作を無料で遊ぶこともできます。

これを一通り遊んでるだけで2021年の上半期が終わるレベル。

あと、(当たり前ですけど)PS4で使っていた外付けSSDがそのまま使えるのもうれしい。

PS5のソフトには外付けSSDが使えないため、ストレージを少しでも確保するためにはPS4のソフトは外付けSSDに避難させておくのが吉でしょう。

今後はPS5内にM.2SSDを増設できるようになるとのことですので、その日まではうまくデータ管理するしかなさそうですね。

ちなみに、PS4のソフトならPS4のコントローラー(DualShock4)もそのまま使えます

 

グラフィック、フレームレート、ロード時間

PS5のソフトでこれらが圧倒的なのは言うまでもないですが、PS4のソフトでもしっかり発揮されます。

特にグラフィックに関して"PS4Pro ENHANCED"対象のソフトはそれが顕著です。

しかし、僕がもっと感じたのはフレームレートです。いわゆる「ぬるぬる感」

一部あまり恩恵を感じないソフトもありますが、ほとんどがPC版かと思うほどぬるぬる like ローション相撲。

あとロードも速いですね、ゼロとまではいきませんが、ほんの数秒です。

そして一番怖いのは、PS4Proを買ったときも同じことを思った、ということですね……。笑

 

コントローラー(DualSense)

コントローラーの歴史はDualSense以前と以後に分けられる。

これが次世代、これが新世界、今「遊び」の常識が変わる……。

と言っても過言ではないくらい、これは素晴らしい発明だと思います。

グラフィックやフレームレート、ロード時間の大幅向上もPS5にとって重大な進化ですが、DualSenseもまた今までのゲーム体験を一気に過去のものとしてしまうほどの破壊力を持ちます。

コントローラーをここまでハイスペックにして大丈夫?故障しない?と不安になるほど。

ゲーム機においてコントローラーの故障はおそらく最も多い不具合の一つなので、DualSenseはそのようなことがないよう祈るばかりです。

ちなみに、DualSenseは一つ7,678円(税込み)です。ゲームソフトか?

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ホーム画面

これに関しては慣れでしかないので悪く言うつもりはありませんが、今はちょっと違和感があります。

PS4がわかりやすいデザインだったのに比べて、PS5はそれぞれのアイコンを小さくし、ソフトを選択したとき背景に表示されるテーマが印象的です。

そういえば、売却するために久しぶりにPS3を起動したんですけど、あのホーム画面はやばいですね。

よくあれでGOサイン出たな、とびっくりするレベルで使いづらかったです。笑

PS5の話に戻すと、PS4で上部に表示されていた「お知らせ」やら「フレンド」やらが、PS5ではPSボタンを押すことで画面最下部に現れます。

最初は戸惑いますが慣れてしまえばこっちのものなので心配ご無用です。

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トロフィー

PS5のトロフィー確認画面は縦一覧から横一覧になりました。

僕はトロフィーを気にしないタイプなので特に不満はありませんが、トロコン中毒の患者たちは改悪だと嘆いています。

一画面にトロフィーが数種類しか表示されず、取得条件も途中で切れてしまいます。

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また、PS5はトロフィー獲得時にスクショと動画が保存される(設定でオフにできる)のですが、獲得したトロフィーを確認してもスクショと動画は表示されません。

このあたりは近いうちにアップデートで修正される可能性がありますね。

 

ブロードキャスト

これが結構変わりました。

ブロードキャスト(生配信)をやらない人、見ない人にはあまり関係ないですが。

※僕はYouTubeでしかやったことがないのでTwitchの場合はわかりません。

PS4ではニコニコ動画でも配信できましたが、PS5ではYouTubeとTwitchの二択です。

まず、PS4では画面右側にコメント欄を表示するか、表示せずコメント読み上げにするか選択できました。

PS5では読み上げ機能こそあるものの、コメント欄は完全に撤廃されました。

配信者のプレイ画面では、コメントが来ると一時的にコメントが表示され、数秒後に自動的に消えます。

また、視聴者数も増減に合わせてポップアップで表示されます。

つまり、通常のお知らせと同じような感じです。

一方、視聴者の画面ではこれらのポップアップは表示されず、YouTube内のコメント欄でのみそれらを確認することができます。

配信者にとってのデメリットとしては、コメントを見逃した際、さかのぼって確認できません。

加えて、長めの文章は途中で切れてしまうので、全文を確認できません。

よって、ゲームをやりながらスマホやPCでコメント欄をちょくちょく確認する、という少々面倒な状況になってしまいます。

文章が切れてしまうのはアップデートで修正されるかもしれませんが、仕様そのものは変わらない可能性が高いので慣れるしかないでしょう。

 

終わりに

以上、取り急ぎ思ったことをばーっと書いてみました。

個人的に、PS3からPS4に世代交代したときはかなりの進化を感じました。

PS4からPS5はどうかと言うと、やっぱりこれも感動するんですね。

僕らはこの感動をあと何回味わえばいいのでしょうか……。笑

PS5のソフトもいくつか出ていますが、今後のラインナップにも期待が高まります。

とりあえずフロム・ソフトウェアは早くエルデンリn

 

余談

少し気が早いですが、PS6は出ないでほしいと思っています。

というのも、据置機のいらないクラウドゲーム(デバイスを問わないストリーミング)が当たり前になってほしいのです。

多くのゲーマーが「ゲームのNetflixを待ち望んでいます。

PSNow, Stadia, xCloud, Lunaなどその兆しは少しずつ見えてきましたが、依然として主流とは言いがたい状況です。

以前、僕は「ゲームはテクノロジーと密接であり、常に進化を続ける飽くなきエンターテインメントである」といった旨の記事を書きました。

しかし、2021年現在、あらゆるコンテンツがストリーミングを主流としつつある中、ゲームだけは未だにフィジカル(もしくはダウンロード)を貫いています。

信憑性は定かではありませんが、ゲームのパッケージが7,000円だとすると、パブリッシャーの利益は4,000円程度であり、フィジカルはかなり利率のいい媒体だそうです。

パブリッシャーやデベロッパーの利益を今まで通り確保しつつストリーミングに移行するには高く厚い壁があるのだと推察されますが、音楽をはじめ漫画、アニメ、映画、その他多くのコンテンツも同じ壁を乗り越えているはずです。

ゲームも確実に新たなフェーズに入りつつあります。

いつでもどこでもデバイスを問わず容量を気にせず安定的かつ網羅的にゲームを楽しめる、それが当たり前になる時代が楽しみです。